2013/03/14

釜山の医療観光事情について


姉妹都市として親しい関係を持つ釜山広域市には、福岡市から職員が派遣されています。一昨年4月より派遣されている宮﨑さんより、釜山の現地情報をお届けします。
~宮﨑さんはこの3月末に帰国され、次回以降は新しく赴任される上原さんにご報告いただきます。どうぞお楽しみに!~
                                                                                      

日本でも成長産業として注目を集めている、メディカルツーリズム。ここ韓国でも、医療観光への取り組みを行っており、韓国第2の都市である釜山においても、医療観光への様々な取り組みが行われています。
毎日多くの日本人観光客が訪れる西面地区。釜山市は、この西面に医療観光広報案内施設や総合案内センターを設置するなど、東南アジアや日本からの医療観光客を積極的に誘致するため、釜山ロッテホテル周辺を「西面メディカルストリート」として、多額の事業費を投じ造成しています。

このメディカルストリートには、長さ660mと250mの2区間の道路沿いに、眼科・歯科・整形外科・皮膚美容など 約170の病院が密集しており,中には、15階建の建物すべてが病院というビルも散見されます。


また、みなさんは「韓医学」をご存知でしょうか?私たち日本人には、まだなじみの薄いこの「韓医学」ですが、古代中国の医学を基礎に、韓国の風土や気候、韓国人の体質に合わせて発展してきた伝統医学といわれ、ここ韓国では一般の病院と同様「韓医院」も街のあちこちで見ることができます。中には西洋医学と韓医学を混合した治療を行う病院などもあり、韓国に根差していることがうかがい知れます。かくいう私も、腰痛が起きた時に、韓医学の病院にかかったのですが、鍼灸などと合わせた治療は、驚くほどの効き目でした。
今後は、体験ツアーや海外患者誘致説明会などを行うとともに、総合案内センターや整形外科などに仮想整形センターを設置し、3Dの整形シミュレーションシステムを構築し、仮想整形体験を医療観光相談などに活用することなどが計画されているそうです。

免税店やショッピングセンターもあるこの西面地区。皆さんも興味があれば、ご訪問の際に、訪れてみてはいかがでしょうか。