2012/04/28

どんたく期間中の姉妹都市締結周年事業


2012年、福岡市は、アメリカ・オークランド市(以下、USオークランド市)と姉妹都市締結50周年、フランス・ボルドー市(以下、ボルドー市)と30周年を迎えます。周年事業として、どんたく期間中に以下の関連事業を行いますのでお知らせ致します。

1.USオークランド市・ボルドー市紹介ブース
  市役所ふれあい広場お祭り本舞台前にUSオークランド市とボルドー市を紹介するブースを設置します。両市を紹介するパネル展示のほか両市に関するクイズイベントを実施します。
  日時:5月3日(木・祝)、5月4日(金・祝)
  時間はいずれの日も10:00~17:30まで

2.USオークランド市どんたく隊パレード
  姉妹都市締結50周年を祝して、どんたく隊パレードを実施します。
  パレードは、福岡のダンスグループが先導し、在福岡アメリカ領事館の協力によりアメリカ海兵隊音楽隊の演奏や50周年を記念した山車が登場します。
  また、USオークランド市からオークランド福岡姉妹都市協会の皆様が参加するほか、福岡の友好団体である福岡・USオークランド友好協会、在福岡アメリカ領事館の皆様が行進に参加します。
  日時:5月3日(木・祝)
  パレード出発予定時刻:14:20頃       

3.USオークランド市50周年記念芸術交流展
   USオークランドのアーティスト(水彩画家:ジェームス・ゲイルスさん他)と福岡市のアーティスト(写真家:藤宏朗子(トウ ヒロコ)さん)の作品を展示する交流展を開催します。(入場無料)
  (なお、今回、ジェームス・ゲイルスさんは来福いたしません。)
   展示会場:福岡市美術館(2階特別展示室B)
   展示期間:5月2日(水)から5月6日(日)(開館時間9:30~17:30)

ジェームス・ゲイルスさんの作品

藤 宏朗子さんの作品

また、期間中に福岡市の大学生・高校生が参加する(参加学生はすでに決定しています。)絵画作成のワークショップを併せて開催いたします。
(ワークショップは、5月3日、4日のみ。時間10:00~15:00)
 

2012/04/27

広州市副市長一行が福岡を訪問されました


  広州市の曹鍳燎(そう かんりょう)副市長一行が19日(木)、20日(金)の2日間にかけて福岡市を訪問されました。
 視察先として、IT関連で、早良区百道の福岡ソフトリサーチパークにある(財)九州先端科学技術研究所、まちづくりについては、九州大学が移転する西区の元岡と伊都の両土地区画整理事業地区、ごみ処理関連として東区の臨海工場など、多分野にわたり精力的に調査・視察されました。
 曹副市長より「広州市は40以上の海外の都市と交流していますが、そのような海外との交流関係を一番初めに結んだのは福岡市です。私は初めての訪問ですが、初めてではないような親しみを強く感じます。環境、食、人、どれをとっても素晴らしく、大変感激しています。」との言葉をいただきました。是非またゆっくりとお越しいただきたいものです。



     東区・臨海工場にて(向かって左から3番目が曹副市長)

          百道・福岡ソフトリサーチパークにて


広州派遣レポート(番外編)Vol.1 ~広州の芸術文化~

姉妹都市である広州市に福岡市から派遣されている柴田さんより、現地の広州情報をお届けします。
 
皆さんこんにちは。広州市派遣生の柴田です。
これまで公務を含んだ広州派遣報告をお届けしてきましたが、今回は私の周りにいる地元人に「広州のこれがお薦め!」を聞いて、毎回テーマごとにご紹介したいと思います。ガイドブックには載っていない広州を皆さんにお届けします!

第一回目は広州の芸術文化です。広州の芸術文化をのぞいてみましょう。

○身近に芸術家の制作がみられる小洲村
広州には美術館はもちろんのこと、芸術家たちが制作活動をする現場を目にすることができる小洲村というところがあります。ここは広州市海珠区という広州市南部に位置し、市内中心部からバスで少し離れたところにある街です。元朝時代末から現存していたと言われ、約700年の歴史を有する古い場所です。名前は村とついていますが、実際に足を運んでみると農村のような印象は受けず、都会から離れたこぢんまりとして、人々の生活がゆっくりと流れているような街の印象を受けました。

まず出迎えてくれたのは、小洲人民講堂と呼ばれる建物です。以前は指導者の思想を広める場所として使用されたところであり、現在もその部分を残しつつ、現代的なアート作品と融合する文化的な空間となっています。 

この講堂を入り口として、奥には狭い路地に建物が並び、そこの一室または建物を借りて芸術家たちは作品を制作しています。絵画や彫刻作品など様々な作品を制作し、芸術に興味のある訪問者たちを楽しませてくれます。
場所によっては、見学ができない所もありますが、隙間から覗けることが可能な制作現場を目にした際は何とも言えない好奇心がかきたてられました。







通りにはカフェ、アクセサリー店、広州ならではの料理が食べられる食事処もあります。また人々の生活もそこにはあり、中国ならではのイメージである人々が集まり、将棋や囲碁を興じる姿も見られ、アートと人々の生活が互いに認め合うような友好的な空間にも感じられました。
広州に来た際には皆さんも是非覗いてみてはいかがでしょうか。



○現代美術館にて日中芸術交流を開催
ここ広州には広東美術館をはじめ、いくつかの美術館があります。中でも広州53美術館は、絵画・彫刻・映像等の前衛的そして実験性を重視したアート作品を展示する空間を提供し、非営利的な目的を掲げた現代美術館です。
先月32日から25日まで日中国交正常化40周年記念事業として、在広州日本国総領事館と国際交流基金、広州53美術館が共催で「90年代の日本の絵画」を開催していました。



現代アートで活躍する奈良美智、村上隆らの作品が展示され、たくさんの来場者を賑わせていました。ここ中国でも根強い人気を誇る画家たちだと実感しました。


この展覧会が終了した後は、日中現代美術交流展として、日本から(欧州も含む)の芸術家たちの作品展が331日より始まりました。開催に先駆けて、芸術家たちが広州に来て、芸術家同士の交流や広州滞在中の体験を通して、制作活動を行いました。この展覧会は福岡市も後援しているために、オープニングセレモニーに出席してきました。
アーティストの中には福岡出身のアーティスト武内貴子さん、牛島光太郎さん、寺江圭一朗さんが参加しており、同郷ともあって親近感も加わり、お話をすることが出来ました。
武内さんの作品は主に布を使い、それを予め蝋につけて染み込ませ、それらを結んでいく作業を行っていくそうです。毎回、どの距離から吊るせば円形になるかを計算して造るそうですが、今回武内さんの広州入りが直前であり、想像していた設置器具と異なっていたために、楕円形の形になってしまったそう。しかし武内さんは作品のほとんどは毎回その場限りで終わらせているために、今回は多少変形していても、広州に来てその土地に寄り添った形で作品が創れたと語っていました。太陽にいる3本足の金烏をイメージした作品は会場の中で異彩を放っていました。


またYangjah(ヤンジャ)さんとJerry Gordonさんによるパフォーマンスも行われ、武内さんの作品に色を添えていました。



牛島さんの作品は身近にあるものから創る作品が特徴で、既存のモノから新たに意味を加えて、創造的な世界をつくり出しているのが印象的でした。
寺江さんの作品は広州にて「あなたのトイレを掃除させてくれませんか」で下町を歩き、その様子を映像作品として制作。ちなみに約50回に1回の成功率でトイレ掃除をさせてくれたそう。見知らぬ訪問者に、時には怪訝な顔や怒る顔が記録されており、感情を露わにする人々の特徴を捉えていました。


この展覧は201256日まで開催しています。広州の現代美術館に日本そして福岡出身アーティストの作品を見に行かれてみてはいかがでしょうか。
今回、お会いできたアーティストの皆さん、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
何かの機会で再びお会いできることを楽しみにしております。

そしてこの広州の美術巡りを紹介し、付き合ってくれた広東外語外貿大学の大学生劉夢如さん、本当にありがとうございます。彼女を含め日本語を専攻する学生たちは、今回日中芸術交流のアーティストの翻訳、広州案内や日常生活にまできめ細やかなお世話をしていました。彼女を含め、アーティストそれぞれにこのような学生が付き添い、広州の滞在を手助けていたことは、日中交流の懸け橋となりたいという彼らの夢を十分に実現できたように思います。
今後も皆さんに広州の今をお届けします。

2012/04/23

福岡韓国語弁論大会・福岡市姉妹都市委員会賞受賞者が釜山を訪問しました


 昨年11月に実施した福岡韓国語弁論大会で福岡市姉妹都市委員会賞を受賞された永松寛子さんが釜山広域市を訪問し、体験談を寄稿いただきました。是非ご一読ください。

韓国2週間滞在記
                                                                                               永松寛子
私は弁論大会入賞の副賞としていただいた釜山往復チケットで、春の休暇を利用し、2週間釜山に滞在しました。2年ぶりの個人旅行です。
楽しさを分かち合える連れがいる旅もいいものですが、一人旅も、すべて自分で判断し責任を取らなければならないという緊張感はありますが、自分のことだけ考えられるというぜいたくな時間のなかで、気づきや、より多くの人との触れ合いもあり、疲れた心身もいやされる気がします。
今回初めて、釜山国際交流財団が紹介してくれたホームステイを初日1泊だけ体験してみました。私の受け入れ先は高校の先生ご夫婦で、ご主人は日本語ができて、日本人を週末に引き受けておられるとのこと。たまたま帰省していた大学生の娘さんは、私の娘と同じ年の22歳。教師免許を取得するために猛勉強中でした。国家試験合格率は1パーセントだとか・・。本当に大変です。奥様が作ってくださった朝ごはんは常備菜も含め、8,9品全部手作りでした。自分で作る方が安全安心なので、ご主人も外食をあまりしないそうです。食材の薬効も教えてくれました。ほかの主婦の方たちにも聞いてみましたが、食の安全志向が定着しているように感じました。
あたたかいもてなしに感謝をしてお別れし、2泊目からは安宿に宿泊しながら、料理学院や刺繍の工房に通いました。教えていただいた料理中、印象に残っているのは緑豆のジョンです。緑豆をよく洗って皮をとり、ミキサーにかけてどろどろにしたものをそのまま味付けなしで、直径7センチくらいに焼きます。酢醤油タレでいただきましたが、香ばしくてほんとにおいしかったです。
 先生はおっしゃいました。宮廷料理も本来、門外不出のところを、最後の宮中料理人に聞き出して記録してくれた方がいたからこそ残すことができたのだから、それを伝えていかなければならないと。同じように北方料理も正しく伝える人がほとんどいない中、実際に母が調理してくれた味を知っている自分が伝えなければならないと。使命と思っておられるようで、文化を伝える・・ということを自分の身の回りをふりかえりながら、考えさせられました。刺繍の先生には「人心」という言葉も教えていただきました。確かに滞在中、深い情をかけて、人や物に接する韓国の人の心にたくさん触れることができました。
ある時KTXでソウルまで行き、知人と会ったのですが、思いがけず民謡教室に連れて行ってくれ、先生について大きな声でうなり?ました。楽譜などなく、歌詞が書かれた紙にそれぞれが、思い思いの記号を書き込んでいます。まさに口伝です。知人はこれでストレス発散をするのだと言っていました。
 映画も見たし、市場で買い物をしたり、珍しいものも食べ、たくさん貴重な体験ができましたが、これを何らかの形で周りの人に伝えていけたらと思います。
釜山国際交流財団の方ともお会いしました。多様な交流プログラムの企画についてお聞きしましたが、とても楽しそうで、参加したいと思いました。
韓国は私に次から次に夢を与えてくれるところです。今度はいつになるでしょうか・・・
このようなチャンスをいただき、本当にありがとうございました。


2012/04/05

日本―福島から1年

九州大学法学部とボルドー政治学院の交流の一環として、両市の姉妹都市締結30周年を記念し、同学院と地元紙スュッド・ウエスト新聞が定期的に共同開催しているラウンドテーブルに、八谷まち子教授が参加されました。

3月8日、ボルドー政治学院で他の参加者と並ぶ八谷教授(右から2人目)

 今回のテーマは『日本―福島から1年』で、入り口に姉妹都市交流30年を紹介するパネルが展示された会場の政治学院ホールは、震災後の日本の状況に関心を寄せる聴衆でほぼ満席だったとのこと。新聞記者の司会で、政治学院の学生4人が準備してきた質問に答える形で進められた議論に、老若男女が熱心に聞き入ってくれたそうです。
 

福岡韓国語弁論大会・福岡市姉妹都市委員会賞受賞者が釜山を訪問しました


 昨年11月に実施した弁論大会で福岡市姉妹都市委員会賞を受賞された金重尚子さんが釜山広域市を訪問し、体験談を寄稿いただきました。是非ご一読ください。

      のんびり気ままなひとり旅@釜山
                                            金重 尚子

弁論大会で頂いた副賞の航空券を使って、3泊4日の「のんびり気ままなひとり旅」に行ってきました。

宿泊は東莱の「鹿泉ホテル」。韓国らしい雰囲気と部屋にある広い温泉が気に入って、何度も泊まっています。金海空港から軽鉄道と地下鉄を乗り継いで行け、空港から東莱へのアクセスは船に比べて便利だと思いました。

一人旅の時の宿はいつも飛び込み利用です。
予定を決めずに思いついたまま行動するので、どこに行って何をするかは気分次第。
ここには1泊?2泊?それとも3泊する?、迷った末に、フロントで「2泊したいんですが、空き部屋ありますか?」と、韓国語で言った・・・つもり。

そしたら、フロントマンが大真面目な顔をして、韓国語で返してきました。

「ニヒャクしたいんですか?2泊したいんですか?」
そうです。うっかり私、「2泊」の発音をし間違ってしまったのでした。

思わず噴出してしまって、苦笑いしながら「2泊です」と訂正したら、相手も笑いながら、今度はたどたどしい日本語で案内してくれました。

彼と個人的な会話は交わしませんでしたが、その後もフロントで用事があるたび、私は韓国語、彼は日本語を中心にまぜこぜ、という妙なコミュニケーション。
それが気に入って、結局3日目も鹿泉ホテルに泊まりました。
彼の日本語はかなりたどだとしく危なっかしくて、彼も私の韓国語を同じように思っていたことでしょう。

いつもは韓国語で地元の人の会話を「頑張る」のですが、たまにはこういうコミュニケーションもいいな、と思った旅でした。





福岡市中国語弁論大会最優秀賞受賞者が広州市を訪問しました

  昨年11月に実施した弁論大会で最優秀賞を受賞された福岡国際大学4年の冨高千尋さんが広州市を訪問し、体験談を寄稿いただきました。是非ご一読ください。

                                広州市訪問を終えて                                                                                                       
                                                福岡国際大学4年 冨高 千尋

  2週間ほど前に、広州から帰ってきました。  昨年も一度行っていたせいか、空港に着いた時は、わ!懐かしい!と思うほど居心地のいい場所でした。今回私のお世話をしてくださった福岡市職員の柴田さんは、まだ中国に来て半年とはとても思えないほど中国語ができ、本当に頼ってばかりでした。
  着いた初日は夜だったので、夕飯を食べてホテルに戻りました。テレビをつけて見ていると、だめだ!全く聞き取れない!と焦りましたが、よく聞いてみると、広東語だったのでわかるはずもありません。さすが中国。北と南では言葉も全く別物。日本でいう関西弁、九州弁とはレベルが違いすぎる、全く別の言語だと実感しました。  
  翌日、2月に福岡に来て交流し仲良くなった楊さんと、楊さんの友達にショッピングに連れて行ってもらいました。今回は、広州の若い人がよく行く北京路や、広州一の繁華街である上下九路に行きました。昼過ぎになると、まっすぐ歩けないほど人が多くなり、夜帰るまで人の波が絶えることはありませんでした。夕ご飯は広州名物の拉腸を食べ、その帰り道にもう一度食べたい!と、着いた時から話していたマンゴー大福をやっと見つけることができ、ホテルに持ち帰りました。とっても美味しかったです。  
  次の日は、広州市政府を訪問させて頂きました。向かう途中「日中国交正常化40周年」のポスターをいくつも見ました。国交正常化後の歴史はまだまだ浅く、私自身両国を行き来する中で、双方の誤解が生じている部分、本当はそうじゃないのに・・・という部分をたくさん見てきました。ポスターを見て、一日本人としてこれからどう向き合っていくべきなのか、ふと考えさせられました。しっかりと警備のされた大きな門を通り中に入ると、広州市政府の常軍さんが待っていました。会って早々ペースを奪われるほどの明るさで、たくさんお話をして頂きました。広州市の国際部にあたる外事弁公室の方々に15分ほどお時間を頂き、お話をさせて頂きました。緊張をしていたせいか、正直自分が何を話したのかあまり覚えていませんが、とてもいい経験になりました。その後は柴田さんに、西洋風の建物の並ぶ沙面という場所へ連れて行って頂きました。歩いているとまるで本当にヨーロッパにいるような気分でした。  
  最終日は、一人でぶらぶら街をまわってみることにしました。通勤ラッシュの時間を避けて出かけたつもりでしたが、地下鉄はものすごく混んでいて、目的地に着いた時にはすでにへとへとでした。早めにホテルに戻り、夜は大学の先輩やそのお友達と夕飯を食べました。たくさん話も聞けて、とても楽しかったです。あっという間でしたがとても濃く、充実した5日でした。

                                       広州市政府を訪問

         珍しい実の植物を見せてもらいました!サンザシ花というそうです。